展覧会に合わせて開催した3日間の作陶教室は、想像を超える熱気と笑顔に包まれた特別な時間となりました。


楽焼の歴史をお話ししたあと、土に触れ始めると、言葉の壁などすぐに消えていきました。
同じ土を前に、笑い合いながら手を動かし、時に黙って集中する瞬間もありました。
展覧会とはまた違う角度から「ものづくりの喜び」を分かり合えたことは、忘れられない体験です。


仕上がった作品は、日本の昭楽窯で丁寧に焼き上げ、台北へ送り返します。
焼き上がった時の皆さんの笑顔を思うとこちらまで胸が躍ります。
そして作陶教室の期間中も、会場には連日たくさんのお客様が茶碗を見に足を運んでくださいました。
その温かなまなざしとエールが、私たちの大きな力となりました。
期間中、足を運んでくださった皆様、誠にありがとうございました。