お知らせ
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展覧会のお知らせ

2025.10.28  お知らせ, 展覧会 

還暦記念 佐々木虚室 帰来窯 茶陶展


【会期】
2025年11月5日(水)~11月9日(日)
午前10時~午後6時(最終日は午後4時まで)

【会場】
日立市角記念市民ギャラリー( Google map
茨城県日立市弁天町1-8-11
TEL:0294-26-0170

京都・亀岡の山里で、四季と向き合い育んできた茶陶の世界をご高覧いただける機会となります。

ぜひお立ち寄りください。

台北展覧会

2025.10.28  イベント, 展覧会 

10月1日から5日までの短い期間でしたが、台北で過ごした日々は、深く心に残るものとなりました。
会場へ足を運んでくださったみなさん、温かく迎えてくださった台湾の方々、そして今回の機会を繋いでくださった平安京茶事Kevinさんそして、すべてのご縁に、心から感謝いたします。




言葉や文化が違っても、茶碗を前にすると不思議と心の距離が近づいていく──

この5日間は、作品を通して人と出会い、繋がり、人と話し、人と笑うことの喜びを、改めて教えていただいた気がします。




このご縁が、今回限りで終わるのではなく、また新しい形となって続いていくことを願っています。
台北で出会えたすべての皆さまへ、そしてこの機会を支えてくださった仲間へ──
心より、謝謝。



衷心感謝大家在此期間給予的支持與溫暖。
期盼未來還能再與各位相逢。
謝謝台灣的朋友們。


作陶教室 in 台湾文學基地 創作坊

2025.10.22  イベント, 展覧会 

展覧会に合わせて開催した3日間の作陶教室は、想像を超える熱気と笑顔に包まれた特別な時間となりました。



楽焼の歴史をお話ししたあと、土に触れ始めると、言葉の壁などすぐに消えていきました。

同じ土を前に、笑い合いながら手を動かし、時に黙って集中する瞬間もありました。
展覧会とはまた違う角度から「ものづくりの喜び」を分かり合えたことは、忘れられない体験です。


仕上がった作品は、日本の昭楽窯で丁寧に焼き上げ、台北へ送り返します。
焼き上がった時の皆さんの笑顔を思うとこちらまで胸が躍ります。


そして作陶教室の期間中も、会場には連日たくさんのお客様が茶碗を見に足を運んでくださいました。
その温かなまなざしとエールが、私たちの大きな力となりました。

期間中、足を運んでくださった皆様、誠にありがとうございました。

台北展覧会

2025.10.21  展覧会 

10月1日、台北の〈台湾文學基地 創作坊〉にて、展覧会の初日を迎えました。


歴史ある建物が静かに佇むこの場所で、自分の作品を並べられたことに搬入時から胸がいっぱいでした。

創作坊は、木の温かみと台湾らしい空気が混ざり合う、とても心地の良い空間です。
作品をひとつずつ箱から出し、テーブルに置き、光の入り方や導線を確かめながら配置していく時間はまるで作品と会場が会話しているようでした。



準備を終えた頃には、柔らかな午後の光が差し込み、会場が静かに息づき始めます。

そして初日。
開場とともにお客様が訪れ、作品の前に足を止め、表情が変わっていくのをそっと眺めていました。
言葉が通じなくても、茶碗を手にした瞬間に心が繋がるような、そんな時間に何度も出会えた気がします。


はじめての台北での展覧会。
緊張もありましたが、会場の温かさとお客様の笑顔に支えていただいた初日となりました。

次回は盛り上がりを見せた作陶教室の様子をお伝えします。

展覧会のお知らせ

2023.9.26  展覧会 

佐々木虚室 還暦記念茶陶展

日程:10月4日(水)~10日(火)

場所:大丸京都店六階 美術画廊( google map

四年ぶりの京都での展覧会です。

会期中は全日在廊しております。

ご高覧頂けましたら幸いです。

虎渓三笑 蓋置

2021.5.7  未分類 

今日は、中国の故事「虎渓三笑」についてのお話し。

晋王朝、東晋時代の事と伝わっておりますので
西暦317年~420年ころのお話です

中國浄土宗の開祖・慧遠(えおん)法師は晩年
廬山の東林寺に隠棲し、もう二度と東林寺の渓谷「虎渓」の石橋を渡るまい、と誓っておりました。
ある日の出来事、旧知の詩人・陶淵明(とうえんめい)と道士・陸修静(りくしゅうせい)が慧遠を東林寺に訪ね、昔を懐かしみ話し込んだそうです。

そして、彼らが帰る段になっても話に興じ、三人は不覚にも「虎渓」の石橋を渡ってしまっていたのです。
虎の吠える声を聞いてそれに気づいた三人は大笑いして別れたということです

中国や日本の「禅画」にも描かれる故事です。

来年は、寅年ですね。
「虎渓三笑」いかがですか。
https://takakomarket.official.ec/


虚室作 窯変黒茶碗

2021.4.17  未分類 


私、佐々木虚室が創作いたしました「窯変黒茶碗」
漆黒の柚肌にのぞく雅やかな窯変は、銅、鉄、コバルト等の鉱物が還元作用による変化がもたらした唯一無為の茶碗の世界です。
宇宙に輝く銀河の様な金彩は、金箔を低温で焼きつけたもの。

茶碗の姿は、所謂、利休形の長次郎茶碗ではなく、歪みをもった「光悦形」

佐々木虚室、独特の技法と感性で作り上げた作品です。

https://takakomarket.official.ec/で紹介していただいております。

長次郎 五月雨

2021.4.14  長次郎 

「五月雨」とは旧暦五月ごろの雨だそうです。
ちょうど梅雨時期の雨になりますでしょうか

長次郎黒のカセ肌の黒茶碗ですが、黒釉に含まれる硅石が窯変により結晶し変化をつけています。
箱書きに「長次郎 黒茶碗 銘五月雨」と覚々斎が書付けており、おそらくこの銘は白い結晶の変化を「五月雨」と見ての事でしょう。

長次郎茶碗としては類を見ない作行きの茶碗で、胴には箆目をクッキリと残した珍しい逸品です。

現在は、湯木美術館の蔵となっております。
古の利休時代の雨を感じて「昭楽作 五月雨うつし茶碗」をお使いいただけたら幸いです。

この作品は、昭楽窯公認サイトhttp://takakomarket.official.ec/にて販売中です。

長次郎 あやめ

2021.4.12  未分類 

「南方録」によると、利休は「黒 渓蓀」という茶碗を三回用いている。
渓蓀(あやめ)、おそらくこの使われたのであろうと思われる古くから名高い茶碗である。
箱の表に「長次郎焼 茶碗」 裏に「あやめ 旦」と千宗旦が書付けている。
利休から宗旦、一翁宗守官休庵に伝わり、現在は熱海MOA美術館の蔵品となっている。
長次郎外七種に数えられる名碗で、「禿」などの作行と同じくする、長次郎茶碗の典型作といえる。
全体に小振りで愛らしい茶碗ではあるが。しっかりとした重厚感をもっている。

長次郎特有のカセた黒釉の中に、茶褐色の窯変が表れており、その銘の
「あやめ」を侘びの世界で表現したような茶碗である。

只今、昭楽窯公認の販売ウェブサイトで「長次郎 あやめ 写し」を
販売中です。
http://takakomarket.official.ec/